ポジション解放の急騰相場（チャート分析）

2019/04/08-04/12のチャート分析です。

ドル円１５分足チャート

今週は、前半はじりじり下がる下降トレンドの相場でした。
週後半になって、いきなり上昇し始め、それまでのポジションが解放されて、急騰する結果となりました。

4/08(月)
先週の流れを引き続き、買いをメインで考えていました。
高値圏には来ているので、そのままでは上がらず、一度押しが入ってから上を目指すと期待。
午前中に下方ブレイクで下がったので、止まったところからロングを狙う。
最後の押し安値あたりでもみ合ってヒゲも出たので、おしが入ったと予想。
ロングを狙いますが、上がりきりませんでした。
下落の時のラス高値を超えないので、Wトップで止められたところからショートを狙います。

4/09(火)
買い目線から売り目線にシフト。
午前中にまた下方ブレイク、サポート付近で止まったので、支えられることを期待してロング。
ですが、これも上がらず、111.400付近をレジスタンスと見て、切り上げライン切りでショート。
ただ、111.000はキリ番であり、サポートが強いと見てましたので、111.000付近まで下がって、下がらないところからロング。
5分足でも抜けていかないので、逆張りロングします。

4/10(水)
日中は方向のはっきりしない状況が続きます。
ただ、徐々に上昇はしているので、ローソクの下限にトレンドラインを引いておきます。
もしかすると、フラッグになって下に抜けるかもしれないので、その目安のラインとします。
指標発表があり、一瞬値動きが上下しますが、決着がつかない。
下に一瞬抜けるがヒゲ、かと言って上にも抜けずヒゲ。
上ヒゲが出た後、高値を更新することができず、サポートのトレンドラインを下に抜けたので、ショート。

4/11(木)
下降のトレンドは続き、111.000を下に抜きますが、すぐに戻ってきます。
この辺は、上昇波のちょうど半値くらいのゾーンで、押し目買いが入ってくるところなので、Wボトムになったら、押し目と判断します。
結果的には、すぐに反発して、あっさりと上昇していきました。
昨日までの1時間下降チャネルの上限にくっつき、安値も切り上げているので、それ以上下がらず、ロング。
その後の指標がよかったこともあり、そのままぐんぐん上昇していきました。
それまでの下降チャネルの売りポジションが、解放されていったかもしれません。

4/12(金)
高値圏に到達、ここで頭を抑えられるかと思いましたが、買いの勢いが強く、V字反転してレジスタンスを超えていきました。
結果的には、なかなか超えなかった112円に到達しました。

ユーロドル15分足チャート

ユーロドルについては、ずっとレンジの中を行ったり来たりしていましたが、週末についにレジスタンスを超えていきました。

4/08(月)
ネックラインで支えられて、三角持ち合いのラインを上に抜けて、上昇トレンドに入ったと見てロング。

4/09(火)
1.12800のラス戻り高値、ネックラインに到達。
このプライスは一回では抜けず、もみ合い、Wトップのような形になったので、上から逆張り。

4/10(水)
再度上昇して上抜けを目指すも、指標の結果は長い上ヒゲとなって結局抜けず。
逆に下方ブレイクしたので、飛び乗りショート。

4/11(木)
高値圏でもみ合うも、レジスタンスを超えることができず。
もみ合いの下を切って、戻り売りのショート。

4/12(金)
上昇チャネルの下限でサポート。
切下げの三角持ち合いラインを抜けて、上にブレイク。
ついに高値を超え、押しが入って下がらないのでロング。
3月の下落起点のあたりへ到達、現在は、1.13のキリ番付近でもみ合い中。