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2019年3月17日日曜日

2019/03/18週 トレード戦略


2019/03/18週のトレード戦略を考えます。




ドル円環境認識


ドル円日足チャート



長期足の環境

ドル円は、2019年頭の大下落から、戻りが入っている状況。
2018年の12月の下落を戻してきており、天井圏の下限まで迫ってきている。
月足では、2月は陽線となったが、3月は今のところ、上か下か確定していないが、下に下がるかどうか、試している雰囲気と思われる、
2月の終値を下に切らないようだと、上を目指すかもしれない。
週足では、この3週間、112円をレジスタンスに足踏みしている。
112円は、2018年2月のサポートラインでもあり、壁が厚そうだ。
2月末の陽線とハラミの中にいて、111円と112円を行ったり来たりしている。

4時間足チャート



日足4時間足

流れ的には上昇トレンドで、112円突破を目指す動きは、まだ崩れていない。
先々週で、112円の高値を試し、先週はレジスタンスされて押しが入ったが、結果的に111円でサポートされた状態。
112円が強いので、三角持ち合いぽい形になっている。
111円からの買いと、112円からの売りが攻防しているので、どのように決着がつくかを見ていく。

1時間足チャート


1時間足からのトレード戦略

111.400~111.600のゾーンは、3月のWトップと押し目からのWボトムに挟まれ、方向感がなくなるゾーンとみて、注意必要。
このゾーンでのトレードは避けたほうがよさそうだ。
この中間地帯でのプライスアクション、111.000付近でのプライスアクション、112.000でのプライスアクション、この3か所が今週のポイントと予想する。

今週のトレード戦略

トレーディングレンジ:111円~112円の100pips
2019/2末の上昇波のハラミの中にいる
先週の高値、安値の幅とほぼ同じ
112.000を超えると一段上のゾーンとみる
111.000を切ると、一段下のゾーンとみる

買い視点

①安値サポート
買いの押しが入っているところに見当をつける。
候補としては、Wボトムのネックラインである111.400、上昇の起点となった111.200、ラウンドナンバーの111.000。
4時間の上昇チャネルもあり、下限ラインで反発する可能性もあるが、抜けたからと言ってすぐには下がらず、ダマシ反発の可能性もある。
②高値超え
111.600より上は、高値掴みのリスクが高くなるので、警戒しておく。
112円を明確に超えれば、買いが有利となるが、天井圏があるので、ブレイク乗りはあまり引っ張らないようにする。
少し上を超えて、一旦押しが入ってから伸びていく、というパターンをイメージする。

売り視点

①高値レジスタンス
先週高値、112.000でレジスタンスされてからの売り。
112円をブレイクすると見せかけて、長いヒゲが出てダマシでレジスタンスされる、というパターンに注意。
Wトップや、上ヒゲの反発をサインに売りを狙うこととする。
②押し崩れ
4時間の上昇チャネルを下抜け、111円での押しが崩れたら、一段下のゾーンとしての売りを狙う。
サポートして上昇するが高値届かずに下がる、111円からのサポートが勢いなく、上がらずに下がる、というパターンをイメージする。
111円を下抜けた場合は、110.500付近の上昇起点までを下限とする。

基本的には、2019年入ってからの戻しの波が継続しているので、買い目線をメイン戦略とする。
下がって押しが入ってから、買いのタイミングを見てロングエントリすることを考える。


ユーロドル環境認識


ユーロドル日足チャート


長期足の環境

月足レベルでは、戻り売りが入ってきているが、1.13000で支えられている状態。
2018年から下落トレンドが続いており、2019年は安値更新が継続している。
先々週になって、1.13000を週足で下にブレイク、ローソクの実体が、1.13000の下で終わっている。
安値を更新した結果となったが、先週は戻りが入って、1.13000に戻って終了となった。
1.13000を守ろうとする勢いが、継続していくか、一度切っているので、さらに安値を更新していくか、がポイントとなる。

ユーロドル4時間足チャート


日足4時間足

日足は下落トレンドで、下降チャネルの中にいる。
1.13000を切って下に抜けたが、先週は戻ってきて、1.13000を守った。
だが、下降のチャネルの上限が近くなっており、先週の戻りが、V字反発となって上を抜けていくかどうかは微妙。
4時間での戻り波は継続中。
下落の起点を抜き返しているので、1.13000はやはり強いとみるトレーダーは多いか。
高値更新せずに戻り売りを期待する売り派と、1.13000への回復を背中に、高値を目指す派で攻防するゾーン。

ユーロドル1時間足チャート


1時間足からの環境認識
短期的には上昇が継続中。
まだ買い派があきらめる状況にはなっていないと考えられる。
1.13000でのサポート、反発が強いので、下がってくると買われると考えられる。
2月天井圏のトリプルトップまで届いていないので、まずはこの上を試す可能性が高い。

今週のトレード戦略

トレーディングレンジ:1.12200~1.13500の130pips
先週の高値、安値をトレーディングレンジとする
1.13000~1.13500は、もみ合いゾーンがあり、先週末の2日間はレンジでハラミとなっているので、このゾーンは方向感がなくなる。
この50pips間はリスクが高いが、強く意識されるレンジなので、直近のトレードゾーンとしてプライスアクションを見ていく。
1.13000~1.12200は、下がる可能性があるが、サポートとなりそうなプライスがたくさんあるので、どこで押しが入るかを見極めないと、単純なショートはリスクが高い。
1.13500を超えると一段上のゾーンとみるが、1.13600あたりも注意。
1.12200を切ると、一段下のゾーンとみるが、1.12000も注意。

買い視点

①安値サポート
買いの押しが入りそうなところに見当をつける。
候補としては、まずは1.13000、その次に上昇起点となっている1.12800、下がっても1.12500は意識されているプライスと思われる。
下がっても強い反発で、下ヒゲや行ってこいになる可能性があるので、サインが出たらロングをしていく。
②高値超え
1.13500を超えると、買い目線を意識するトレーダが増えてくると思われる。
2月天井圏のトリプルトップがあるので、すぐには抜けていかない。
下落の起点である、1.13600あたりがレジスタンスになると思われるので、その反発を受けてからのロングを狙っていく。

売り視点

①高値レジスタンス
1.13500~1.13600が、天井圏のネックラインがあり、かつ下落起点の価格となる。
レジスタンスがやはり強く、上抜けが難しい形になったら、Wトップやトリプルトップの形を見て、上からのショートを考える。
②押し崩れ
1.13000からの押しが崩れた場合は、1.12200あたりまでをトレードレンジとして、押しが入るところを狙う。
1.13000押しが、Wボトムやトリプルボトムにならず、崩れた場合は、ショートを狙っていくが、サポート候補が多いので注意する。
1.12800、1.12500あたりで止められる可能性は非常に高い
1.12200を下抜けた場合は、1.12000での波の動きをよく見て、1.11500までのレンジをショートのトレード候補とする。

短期的には、1.13000からのサポートを優先し、買い目線をメイン戦略とする。
先々週に実体で抜けたものの、戻りも強いので、1.13000をサポートとみるトレーダーが多いのではないかと推測をする。
下がって押しが入ってから、買いのタイミングを見てロングエントリすることを考える。

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