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2019年3月21日木曜日

ブレイク後のダマシは大きなチャンス


セオリー通りいけば、こうなるはずなのにそうならなかった、時はポジションが一斉に動きます。
そこにうまく自分のポジションを合わせることができれば、大きな波に乗っていけるチャンスです。




ドル円1時間足チャート


ドル円15分足チャート


緩やかな上昇トレンドを描いています。
その先週で、高値圏を作って下がってきています。
大きなWトップを作り、ネックラインでもみ合った後、下落。
ただ下落しましたが、上昇起点で押し目を作り、反発しました。
その後、緩やかな上昇トレンドとなっています。

ここで、買い目線のトレーダーと売り目線のトレーダーが交錯しています。
押し目で支えられたとみるトレーダーは、サポートされて押し目が入り、上昇トレンドとみるでしょう。
何回かヒゲも出て、反発しているので、押し目は強いと見ます。

それに対して、売り目線のトレーダーは、戻り売りを考えます。
高値圏のWトップネックラインから、下落ブレイクしているので、戻り売りを考えます。
この緩やかな上昇トレンドは、フラッグとして見ます。
このフラッグが、高値圏の下落起点あたりまでくれば、戻り売りが入って、下に抜いていく、というイメージを持つでしょう。

結果、111.400あたりで高値が止まり、上昇が停止。
緩やかなトレンドラインを割って、下にブレイクしました。
売り目線のトレーダーは、フラッグのトレンドラインをわったブレイクと見ます。

下方ブレイク後、戻りが入ってきますが、下落の起点となったところまで戻らなかったので、戻り売りが入ってきます。
ブレイク抜け後の第2波の戻り売りを狙いますね。

ですが、この第2波の戻り売りが、下まで下がらず、Wボトムとなります。
このフラッグ抜け、戻り売りを狙っていたトレーダーは、売りのポジションがたまっています。

このWボトムにより、戻り売りが失敗、止められてしまったので、売りポジションを持っていたトレーダは、慌てて撤退します。
これが、上昇のパワーとなり、また買いポジションが集まってくるので、さらに上昇していきます。
レンジの上限から売っていたトレーダーもポジションを投げていきますので、上昇の後押しする形になりますね。

エントリーで見るべきポイント

フラッグ、レンジからの下ブレイクをまず確認する
ブレイク後の戻り方を見極める
このとき、戻りの反発が強く、行ってこいの足になると、買いの力が強い可能性がある
戻り売りの動きを見る
打診的に、戻り売りで入ってもいいかもしれない
でも買いの強い反発があることを想定し、予想通りにいかなかったら、すぐ撤退する準備をしておく
戻り売りが思うように下がらなかったら、直近の高値を超えたところでロングしていく
戻り売りの失敗で、売りポジションが逃げるのに合わせて、ポジションをぶつける感じでエントリしていく

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